Berry in Lake ライトノベル含む読書感想など

ライトノベル含む読書やマンガの感想・レビューもどきなど

2008年10月 の記事一覧

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金閣寺 三島由紀夫

 三島由紀夫は文章読本しか読んだことがなかったので、一つくらい読んでおこうと思っていた。だいぶ前に買ったのをようやく崩して読んだ。新潮社版……だけど昭和51年付けなのでさすがに巻末の解説とか差し替わってるのかなあ。

 1950年金閣こと鹿苑寺が焼けた事件に取材して書かれたもので、三島の代表作。

 三島の文章はもとより美文そのものなのだが、精読派にはこと美しく映るんじゃないだろうか。私はラノベ一冊読むのにだいたい4時間かかる。かための本だと倍くらいかかる。人の話聞いてるとラノベで2、3時間くらいというのが標準のようなので、だいぶ遅いほうだと思う。一応しっかり読もうとしているからなのだが、さて。

 『金閣寺』について言えば、たぶん朗読するくらいの早さで読むのがちょうどいいのではないかな。そうでないと頭に入ってこなくて戻るみたいな繰り返しになるかもしれない。洗練されすぎていて。

 その原因のひとつはたぶん、概念を弄ぶせいだ。巻末で佐伯彰一が法科論理的な理詰めの構成だと述べているのに同意する。事象から思想から、あらゆるものに象徴的意味を詰め込んで、詭弁的に(とおそらく言っていい)結論へ向かう。

 美の常世における顕現であり、美そのものでもある金閣。主人公は認識としての金閣と、現実の金閣を最後まで同一視しない。だからこそ焼かねばならぬのである。

 主人公の物理的・肉体的な個体としての『私』と、ありとあらゆる生を謳歌する者達の無力と虚無、物質としての形而下の金閣。対して、『吃り』に唯一の普遍的な自我同一性を見出す精神の私と、現実の金閣に重ねて現れる美しい『金閣寺』。ここの間のコンフリクトを延々描き、決着をつけるところで終わる。

 有為子の名が最後のほうで出てくることももちろん気まぐれではない。あれも死によって後者の一部となった存在として現れているわけで、三島の「理詰めの構成」が妥協なく敷き詰められていることを再認識させられる。

 観念的と評される部分でもあり、ある意味で理想主義的というか私の好きな部分でもある。


 さて、次は何を読もうかな。

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関連タグ: 読書

色々

 ヒャッコ1巻買ってみた。正直あんま絵うまくないしアニメ化しなきゃあ完全にスルーだったのですが。まあ普通のギャグマンガじゃないかしらん。

 面白いけど今すぐ続き読みたい感じじゃないなあ。


 かんなぎ。第4話にしてざんげちゃん登場。3話のエンディングから出てたけど。花澤香菜の声で! 体育倉庫だよ!

なぜだろう……いま……おれのむねにあついものがこみあげている……

 そういやOPの『motto☆派手にね!』買った。初回限定版(DVD付)と期間限定通常版と通常版があったから期間限定通常版買ってきた。DVD要らんし。なんか歌詞カードの他にイラストブックみたいなのが付いてた。

 6巻が11月に出るとか。楽しみだ。


 ひだまりスケッチ。4巻は12月25日発売だそうで。ソースはひだまりラジオ×365。発売日に買えるかしらん。

関連タグ: マンガかんなぎひだまりスケッチ

[マンガ] かんなぎ5巻買ったら

 ざんげちゃんがもっと好きになった。

ざんげ 白亜には幸せになってほしいなあ。

 一巻買うときは最新刊に追いつくとは思ってなかった。6巻は11月に出るのかー。

 相変わらずおまけマンガがおもすれー。ギャグとしては本編より質が高いんじゃないかこれ。武梨さんも結城さんもタナベさんも最高だよ。


 最近本が読めてねー(^q^) 論文も好き勝手読む分には面白いんだけどなー。

 なんかまたブログの画像サーバがかわっとる。時間とれるようになったら移し替えもかねて模様替えでもしようかな。

関連タグ: マンガかんなぎ

なんというオーパーツ……

万年時計の謎に挑む(ニコニコ動画、要アカウント)
前編
後編

 そのうち消されるかも。

 からくり儀右衛門なつかしいなー小学校の図書室に漫画があったのを休み時間に読んでた!

 そんじょそこいらの全米が泣くようなドラマよりはるかに感動的だ……。久重も爺さん達もほんとすげーよ。つーか刀鍛冶の技まで使われてたのか。そりゃ復元も難しいわ。

 いいもん見た。

関連タグ: ニコニコ動画

今日の会話

アイコン 徳川埋蔵金にはあんまりロマン感じねえなあ。

「わたしもー」

 なんつーか、ロマンとか言ってる割に探すのが金て。歴史的ロマンじゃないよなこれ。


「いえそうではなくて、徳川なんかよりも、戦時中に金持ちが焼けちまう前に隠した財産とかのが現実的にありそうじゃないですか?」

 ……それって現在の貨幣価値あるのか?

「ないんですか!?」

 当時の兌換券は1円不兌換券扱いとかだと思いますけど……

「そんな……!」


 だいたいこんな日。

[ラノベ] とある魔術の禁書目録 鎌池和馬

 記憶の容量については明らかに違和感があったので、解決してすげーすっきりした。あのままいってたらツッコんでた。よかった。ライトノベル。

とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)

 『とある魔術の禁書目録』蒲池和馬、電撃文庫。

 奈須きのこの影響はありそうだなあと思った。能力云々の設定だけではなくて、文体とかの点でも。つまるところそこまで強烈なオリジナリティがあるわけでもないかな。

 熱血です。

 舞台は“超能力”が科学的に開発される学園都市。そこに住み、“無能力”の烙印を押されている上条当麻の学生寮に、ある日純白の修道服を着た少女が押しかけてくる。少女はインデックスと名乗り、自分は“魔術師”から逃げてきた、と語った――


 科学対オカルトなんて図式は決して新しくないですが、その科学のほうも我々からしたらオカルティック。面白いけど構図が複雑な分、説明が多くてめんどくせーという人はいるかも。文章はうまくないし。

 つーかこれは設定と熱血とわけわからんルビを楽しむ正統派中二バトルラノベなので、そこんとこ許容できないと読めねーです。

 上条の能力も「強いけど制約も厳しい」といういかにも王道な感じ。スーパー熱血説教タイムも真っ当に正統派な熱血です。

 面白かったのはこのラノベの中心であるバトルと全然関係ないけど、治癒魔術のくだりかな。いかにも類感呪術的で、えらくまともに呪術してますね。あとがき見ると結構調べたみたいなんでその辺り大変好もしい。

 宗教のほうは色々めんどくさいなあ。なんでイギリスにしちゃったんだろ。想像だけで言うと国教会がカトリック寄りな感じなのか? 修道服というデザインと“法王級”ってたとえに凄い違和感があるんだけど、服だけローマからの借り物なのかな。わからん。宗教はどこまで設定練ってあるんだろ。一巻じゃ全貌が見えない。

 もったいなかったのは科学側がすっかり空気だったこと。ビリビリ中学生とかもういてもいなくても一緒みたいなのがなあ。これが続刊が出てること前提じゃなく、一巻だけが出てる状態で買ってたら多分読後にあのキャラ覚えてません。

 科学・魔術・宗教とぐるぐるするのでとにかくめんどくさいです。難しい話じゃないんですけど。面白くなるまでにちょっと時間かかる。

 中二中二っていうけど、ラノベ読み始めの頃に『レベリオン』を読んでた私からしたらふつーです。熱血はよいものだ。

関連タグ: 読書ライトノベルラノベ

注文の多い料理店 宮沢賢治

 宮澤賢治の「正しい読み方」、あるいは「正義の鑑賞法」などあろうはずがない。読者はそれぞれ自分の背丈に合わせて、この、稀有の詩人にして世にも珍しい物語作家の創ってくれた世界で、たのしく遊べば、それでいい。解説は、だから、これでおしまい。

 井上ひさし

 そういえば宮澤賢治は学校の授業で微妙に切り取られた銀河鉄道の夜とか、やまなしとかは読んだけれども、ちゃんと読んだことはなかったなあ。そう思い立ち、この間ブックオフ行ったときに見かけたんで買ってきた。新潮社版。表題の童話集『注文の多い料理店』に加え十編を収録。

 井上ひさしは、賢治の作品を読むと懐かしいという。この感慨は決して氏が山形の出身だからだけでないと思う。もちろんどこまでクローバーの香りをリアルに感じられるかというところはあるのだろうけれど。

 こと都市に住むものにとってみて、岩手の山奥にノスタルジーを覚えるというのも、本来的にはおかしな話だ。でもそれはあるんだな。wikipediaなんかも必ずしも実体験によらないと書いてあるけれど。

 今どきはどっちかつーと、昭和ノスタルジーというか昔はよかったみたいなのと、スローライフがうんたら的なユートピアとしての田舎像みたいなのとが強いのかな。

 そうした意味で私個人がどれほど賢治のいうドリームランドとしてのイーハトヴに遊べたかというのは難しいところなんですけど。透明な、清らかな「なにものか」を感じることは誰にもできるだろう。


 話それますが、虚構のノスタルジーというのは考えてみると結構面白いところです。これを肯定して真正面から描いてやろうというのがマンガ『AQUA』(天野こずえ)ですよね。都会からやって来て、見も知らない、情報としてしか知らないものが懐かしいという感覚は、多分凄く現代的なのじゃないかしら。

 全然違う話になっちまったぜ。まとまらねえ。いいや。

関連タグ: 読書

iAUDIO U5 せっかくなのでBBEを思いっきり使ってみる

 iAUDIO U5記事第三弾。

 何度か記事にしましたがiAUDIO U5はCOWONから出ているDAPです。高出力で、エフェクタが優秀なのが売りですね。エフェクタ周りはたぶんどのDAPにも負けません。

 しかし電池保ちが悪く、デザインも最低なU5。同価格帯ならアルネオのほうがよいとでも言われたなら、「アルネオはボタンが押しづらい」とくらいしか反論できない肩身の狭いU5ユーザであります。心理屋からするとインターフェースの設計も判断材料なのだけど。

 せっかくなので売りであるエフェクタをガリガリかけまくってU5でしか聴けない音を楽しんでやりましょう。原音? なにそれ美味いの?

 イコライザの話を前しましたので、BBEの話。いい音が聴きたい金持ちはケンウッドでも買えばいいと思うよ!

 以前の記事

*この記事は何度か書き直されています。

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ライトノベルを書きたい人の本 榎本秋

 しばらくは文学強化期間と言ったが……すまん、ありゃあウソだった。

ライトノベルを書きたい人の本

 ネタで買ってみた。

 おもしろいことは面白いけどちょっと高いな。

 一応ライトノベルとはなんだってところから始まり、書く前の準備、実践、見直しと順繰りに追っていく技術指南書。宗教じみてるライトノベル作法研究所よりは役に立つかな。

 ちなみに榎本氏自身はプロの作家ではない。評論側の人で、作家が書くのとはまた違う見方があるのかも。ラノベ作家の技術論なんか読んだことないですけど。各節の合間なんかには西谷史先生のコラムが載っている。こっちも面白い。

 内容的には、段落の行頭あけとか禁則処理とかに始まる初心者向けな感じ。いかにもどこでも言われてそうなことも多いけど、わかりやすくまとまってはいる。基本が大事といえばまあそうかも。つーかそんなことまで詳細に書く必要があるのかみたいなところもある。

 逆に言うと、投稿される作品にそのレベルのものが多いという現状があるのかもしれない。この辺りの事情は一次選考で振り分ける作業の経験者なんかに聞くと面白いのがたくさんあるんですけど。

 私なんかつくづくラノベは向いてねえなあと思ってしまった。がんばる。

 こういう本が増えてくるとまた読み比べがいがあって面白そうなんだけどなあ。一般小説とか、漫画だったら結構指南書もあるのに、ラノベはあんまりないからね。冲方丁のやつでも読んでみようかな。マルドゥック・スクランブルもカオス・レギオンも読んだことないですけど。

関連タグ: 読書ライトノベルラノベ

[アニメ] かんなぎ 一話

ナギOP
 ナギ様の神々しさを演出しようと思ったら過剰加工になりもうした。

 作画SUGEEEEEE! ヤマカン時間かけただけあるな……! けどこのクオリティ保てるのか?

 つーかオープニングが一番凄い。ぬるぬる動きすぎ。ナギ様神々しすぎ。

 OP「motto☆派手にね!」の微妙に古いアイドルポップ風なのがはまってます。どれくらい古いかっていうと「星間飛行」より古い。「少女Q」くらい。つーかママはアイドルのパロディ? アニメよりアニソンが好きで期待してた私としては満足。

 原作知らないとOPが何の脈絡もなく見えると思いますが、これからちょっとだけ関係してくるよ……!

 EDも雰囲気出てます。OPが遊び入ってる分シリアスな感じ。


 内容は大筋では変わらないけど、若干原作と違う運びがありかしらん。かんなぎらしい「シリアスなんだかギャグなんだかよくわからない」みたいな雰囲気はよく出てます。

 原作からして派手にドタバタやる感じじゃないので、ギャグをテンポよくやってくれればこの先面白くなりそうだ。つーかおばちゃんが原作に忠実すぎて噴いた。

 展開が地味なだけに、演出で見せてる感じがあって好もしい。ナギ様だけじゃなく仁も表情が豊かだし、本当これこのままがんばって。いやもうヤマカン“その域”に達してるよもう。

 つぐみの声みゆきさんなのかー。MAKOさんまで出ててびっくり。

 ざんげちゃん登場が待ち遠しい。それまでクオリティを落としてくれるなよ……!

関連
TVアニメ かんなぎ 公式サイト
YouTube – motto☆派手にね! 消されますた
漫画 かんなぎ1巻

関連タグ: アニメかんなぎ

世界の美しい図書館

 今更だけどなぜかランキング上がってたので。ニコニコ動画。

*要アカウント。

世界の美しい図書館集めてみたシリーズ
【第一弾】
【第二弾】
【第三弾】

 ため息出るわ……

やっとこ

 HTML4.01→XHTML1.0へ移行できた。完全じゃないけど。

 FC2のテンプレートがたいていHTML4.01なんだけど、ブログの仕様がXHTML寄りだからいつか変えてやろうと思っていた。

 ソースで見るとXML宣言と文書型宣言の間に改行がねー。エディタで見るとあるのに。FC2の独自変数検出上の仕様なのかしらん。
私 ああいうの気持ち悪いんですよね……


 そういや今更だけどXHTML2.0って出てくる前に死に体なのか? 次はHTML5なの? もうわけわかんねー。

 5のほう……sectionとかarticleとか確かに今風になるんだなあという感じ。物書きとしてはrubyがほしいからXHTMLにがんばってほしいんだけど。結局1.1が流行らなかったのはHTML寄りの1.0が便利だったからであって、今2.0に対してHTML5のほうが勢いあるのもしかたねーのかも。

 つらつら。

てきとうなこと

 アニメ『とらドラ!』一話ががが

 インコちゃん不細工すぎて噴いた。基本ばかっぽい話なのでアニメより漫画がメディアとしては向いてる気がするんだよなあ。時間的に柔軟だから。漫画版読んでないんだけど。原作も一巻しか読んでないんだけど。

 禁書が気になる。一巻だけでも読んでおこうかな。


 ブログのデザインとか。

 一応私のブログデザインは自作です。公式いじっただけだからコーディングとかいいかげんで可読性ゼロだけど。あんまり凝ってない上に若干時代遅れ感漂うけど。けど。

 デザインは不勉強だけど結構考えるのは好きなんだよね。で、ウェブデザインは特に興味があって、FC2でも新着の共有テンプレートとかちょこちょこチェックしてます。

 やっぱり人気のやつなんかはかなりレベル高いんだよね。けど投稿のハードルが低いからしゃーないんだけど、どうにも微妙なのも多い。

 私はテキスト書きなので文字の可読性重視なんだけど、みんなデザイン考えるときってどうしてるんだろう。つーかブログやってる人ってHTML&CSSどれくらいわかるのかしらん。適当に話題にしたら食いつくものかね。

 ちょっとまとまったら書いてみたいんだけど、HTML講座なんかググル先生がめっちゃ拾ってくれるからなー。最新の事情にも疎いし。まあ一条さんの出る幕が最近ないし検討してみよう。


 今まで全然気にしてなかったんだけどFC2ブログのブロともって何なの? 楽天のお気に入りブログみたいな感じかしらん。一応リンクだけずっと貼ってるんだけどはがそうかなこれ。


 デスクトップいじり熱が出たりでなかったりしてます。メーターをうまく表示するのって難しいなあ。文学少女の画像たまたま見つけて壁紙化し満悦な私。たぶん見る人が見れば多幸に見えます。危ない人な感じです。

 つらつら。

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秋涼いちる

 ライトノベルから漫画から、一般小説、新書、果ては辞典までおよそ本の形をしたものなら何でも読む。

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