Berry in Lake ライトノベル含む読書感想など

ライトノベル含む読書やマンガの感想・レビューもどきなど

2009年03月 の記事一覧

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らくがき2

 らくがき続き。サイズがでかくてアップロードできなかったのでpixivにリンク。アカウント必須。

灯里
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らくがき

 息抜き。

灯里

 ペンタブなんか半年くらいぶりに触った。

文章表現の技術 植垣節也

 この手の本は中古で安く見つけると衝動的に手に取ってしまう。文章鍛錬のテキストとしてではなく、色んな人物の文章観みたいなものに興味があるからだ。と以前も書いた。

 これまた似たようなことを書いたかもしれないが、この手の本の著者には二種類がある。ひとつはうまい文章は誰でも書けるので、諸君らも練習して文章を書こうというの。もうひとつは、名文は誰にでも書けるものではないから、書こうと思ったら相当の覚悟をせねばならぬというの。植垣はどちらかというと前者のようである。

 大学教授だけあって、うまい文章とか、あるいはその練習方法というものを、体系化しようという姿勢で書かれている。科学的という語も使われているが、内観に踏み込むと統計にかけようがないのでこの本の時点では科学とは縁遠そうではある。

 トピックとしては、観察力・想像力・語彙を増やす・語彙を使いこなすといったものを挙げている。人物描写なんかについてもどこかで言われているようなことがいくらか述べられている。

 全体的にはそんなふうで、今まで似たような本をいくつか読んできたつもりだが、実際に練習方法を十分に呈示している本は思えば珍しいかもしれない。それが効果があるかは知らぬけど。俳優術と文章表現を対照したり、まあまあ面白いことをやっていて、この本自体が魅力的な文章であるので、それなりに信用してみてもいいかもしらん。ただ最後のユーモアを書くというところで挙げていた筆者の例文がまずかったので尻すぼみに終わったような気がする。その前のルポルタージュなどは味わい深かった。

 植垣は、名文というのはそれと気づかれぬ配慮のこもった、癖のない文だという。客観的に文章技術というのを規定しようと思えばそういうことになるだろう。私は全ての場面でそうだとは思わないが。

 とかく、この本は少し古いものだが、現在のことを言っても文章技術というのは方法論まで昇華されていないと感じる。それができるのかどうかは知らぬし興味もないが、そのために苦心惨憺する思考の過程は大変面白い。次はもうちょっと新しいのでも読んでみよう。

関連タグ: 読書

[ラノベ] 付喪堂骨董店2 御堂彰彦

付喪堂骨董店〈2〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫) 『“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店』2巻、御堂昭彦。電撃文庫。

 この前1巻を読んで面白かったので。私の個人的な印象だとラノベって2巻でがっかりというのが多くて、その後盛り返すかどうかみたいなところがあるのだけど、付喪堂骨董店はその点2巻もほとんど質が落ちてなくて安心して読めた。

 「アンティーク」と呼ばれる不思議な力を持った道具と、それに関係する人々のお話。短編集の形式で、基本的に1話にアンティークが1つというシンプルさがいいんだと思う。きっちり短編してる印象。

 王道だと思います。あんまりひねくれた感じはしない。欲を出すと罰が当たるみたいな、寓話的性格が強い。時々それに巻き込まれていい人が死んだりすると凄く後味が悪い。それくらい、基本の骨組みは自業自得を地でいく話。のび太役がころころ変わるブラックなドラえもんというかなんというか。我ながら変なたとえだな。

 珍しく男主人公が好きなラノベでもあります。ひねくれてなくて熱血で鈍感でちゃんと活躍できる男主人公。この主人公の性格付けにも、付喪堂骨董店という作品がよくできていると私が言いたい根拠があるのですが、なげーからいいや。

 4話収録なのですが、4話目にはコミカルな話が載るお約束のようです。こっちも面白い。つーか咲かわいい。今のとこ遠子先輩の次くらいにかわいい。どうしよこれ。

 1巻で謎のままだった咲の秘密は結局明かされないままでした。ちょこっと出てきて予想くらいはつくのですが。ううむ。とにかく気に入ったのでこの先も読みます。

関連タグ: 読書ラノベライトノベル

竹取物語 作者不詳

 和歌はだれうまの宝庫。

 古典の教養はまるでなく、せっかくなら読めるようになりたいと思いつつ、これがちっともわからぬので、概要を知ってる上に注釈と現代語訳のついた『竹取物語』を今更のように手に取った。これ以下を望むべくもない低ハードルである。プライドも何もあったものではない。目標は源氏物語だ。

 古典といえば中学の頃、よくわからんままで頭から暗記させられた記憶ばかりある。竹取もやったし平家物語だっけ、あの辺りもやったが、なにしろ飛ばしとばしなので内容はちっとも覚えていない。

 私はといえばまるまる覚えるのだけは得意であったので、皆が苦戦している間にとっとと暗唱を終え、ひとり同じ教科書に載っていた『走れメロス』を読んでいた。メロスの暗唱は3行ほどで挫折したが、今でも少しばかりそらんじることができる。そんなだから成績が悪いのである。

 メロスといえば、高校の時に学年行事か何かで演劇『走れメロス』を観たことがある。いわゆるちゃんとした劇団のそれで、大仰なホールに足を運んで観たのである。最後の最後、メロスとその友セリヌンティウスが友情を確かめ合い、感動した王が私も仲間に加えてくれと頼むシーンで、セリヌンティウスに向かって「メロス!」と力強く言い放った。そして数瞬の間をおいて「セリヌンティウス!」と言い直した。たいそう赤っ恥であったろうが、我々はその前のシーンでお腹いっぱいであったので、言い間違いの印象は薄い。

 その前はといえば、メロスが友を一度でも裏切らんとした自分を殴ってほしいと打ち明け、セリヌンティウスのほうも君を疑ってすまないから殴れというクライマックスのシーンである。それまではいかにも大小道具を使った舞台演出から、芝居らしい演技で、演劇らしい演劇である。それが、このシーンへきてかの美しい友情で結ばれた2人は、親友を実際に平手でしたたか打ったのである。いい体格のにいちゃんが上半身裸で殴って殴られ、小気味のいい音が2発ホール中に響くやいなや、完全に不意打ちを食らった我々高校生一同は爆笑も爆笑である。演劇走れメロスはこの瞬間喜劇と化した。

 さっきからメロスの話ばかりしているが、今回読んだのは『竹取物語』である。話の概要は説明するまでもなく日本人のほとんどが知っていると思うが、改めて読んでみるとずいぶん思い切った題材であるなあと思う。何しろかぐや姫は群がる貴族どもどころか、御門をふってしまうのである。これは当時の価値観からしたら大変なことのように思うが、さて。解説の中河はこの点を指して女性賛美の極北と述べている。こんなふうに見ても面白い。

 竹取物語より時代を少し進めば、源氏物語を頂点に歌物語の興亡がある。竹取の中にもかぐや姫と5人の皇子や御門との歌のやりとりがあるのだが、これが面白い。たとえば蓬莱の玉の枝を持ってくるように言われた車持の皇子は、そんなもんやってられんと言って鍛冶工にそれらしいものを作らせる。嘘っぱちの土産話を長々聞かせて一時はかぐや姫も翁もこれを信じかけるのであるが、これが色々あって偽物だとわかるなり、かぐや姫の詠んだ歌。

 まことかと聞きて見つれば言の葉をかざれる玉の枝にぞありける

 こんな具合で気の利いた歌をことある事に詠む。歌物語はこんなんが多かったように記憶しているので気が向いたらちょくちょく読んでみよう。

 なんだかメロスのほうが話が長い気がするが、いいや。もうやーめた。

関連タグ: 読書

どくとるマンボウ青春期 北杜夫

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫) どくとるマンボウ・キータといえば、『航海記』を少し前に読んだ。これが大変面白く気に入ったので、次は同作者の小説でもと思ったのだが、本屋でつい手に取ったのはこちらの『青春期』であった。我ながら心の弱きこと風前のフゥーである。ちなみに読んだのは中公文庫のもの。

 『どくとるマンボウ青春期』は作者の旧制松本高校時代から東北大医学部時代を書いたエッセイで、氏独特のユーモアをもって終戦直後の暗き時代を明るく書いている。

 現在ありとある小説漫画映画ドラマ等々で主題となりうる青春という言葉から連想されるであろう甘酸さ、青臭さ、そういうのとは一線を画した「青春」像は興味深いものであった。北は性欲よりも食欲を上位に置く自分の価値観をこの時代に帰属している。食うにも必死であったというような体験は、少なくとも私にとって現実的には理解されない。茶化して書いていることさえ壮絶に見ゆる。そういうものも文章のおもしろさと思っているが、さておき。

 このような青春もあるのだという感想の一方で、毎日を祭り騒ぎのごとく過ごしたり、大人をからかって遊んだり、当時には大まじめであったろう黒歴史ノートを記したりと、正体見たり枯れ尾花、時を経てもなに変わらぬ青春という姿を見ることもできる。この対照がまた感慨を強くしていたかもわからぬ。

 北の父は医師であり歌人であった斎藤茂吉である。頑固者の茂吉は北に医師になるよう言い、北も東北大医学部へ入るのだが、その頃にはすでに文学を志していた。落第せぬギリギリの勉強法にページが割かれ、文学に傾倒する切欠が茂吉の歌であったことは数行で済まされる。冗句の中にふと外にしては語れないものを混ぜてくるので飽きさせない。これが『航海記』に解説をよせた村松の言うユーモラスな韜晦に通ずるというのは言い過ぎだろうか。

 身も蓋もなく言えば笑いあり涙ありの名著である。勿論それだけでは言い得ぬのであるが、どうにも私の表現力が追いつかぬので、この辺で終わりにしておく。とかく『航海記』とあわせてオススメの書である。

関連タグ: 読書

渋谷アニメランド

 第五回は牧野由依てまじかい。公録てまじなのかい。

バトン

 Berry in Lakeはバトン総スルーの方針で参ります。

 が、今回Signalさんとこから珍しく一条さん宛にバトンが届いたので例外的に処理します。

 私秋涼いちるが責任を持って取材しました。『そんなことまで!? 全部見せます! 一条百合絵特集』

アイコン「死んでくださる?」

――あなたの名前は? 一条百合絵。

――歳はいくつ? 15歳。

――好きなものは何? ゲーム・漫画。

――恋人はいる? 親父殿がうるせーので当面考えるつもりもありません。

――(いる人は)その人との出会いは? ……

――箱入りなので出会いも糞もねーそうです。 とっとと質問を続けてください。

――好きなタイプは? 的確にツッコみができるひと(性格上ツッコみにまわりがちだがボケ希望らしい)。

――嫌いなタイプは? 秋涼いちる。

――貴方の好きなゲーム、漫画、映像は?
 ゲームはレスポンスのいいアクション系。格闘ならSFよりKOF。 ARPGはSOよりテイルズ。
 漫画は金魚屋古書店。映像はアニメ全般。

――好きな食べ物は? 甘いもの全般だがつぶあんは苦手。

――好きなブランドは? 服飾のことならこだわりはない。むしろ自分で着せ替えして遊びたがる使用人Nのせいで苦手。

――回してくれた人はどんな人? 紳士。

――回してくれた人の心の色は? スカイブルー。

――あなたの心の色は? ピュアホワイツ。

――言うだけならただよね。 おだまりなさい。

――最後にあなたが回す人の(略 回す気はありません。

 以上、一条さん特集でした。なんて無愛想な。

アイコン「そんなことはなくてよ。皆さんにわたくしのことがわかっていただけたかしら」

 猫かぶりなら3年は遅いですよ。

「うぼー!」

文章の読み 2

 前回の続き。

 ワーキングメモリのお話と、既知の情報の利用というのをちょこっと書きました。この辺りはどう記憶してそれをどう利用するかというところですが、次に「何を記憶するのか」という点があります。それが記憶表象というやつです。

 またも長文。

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文章の読み 1

 古いスレだけど面白い議論してるなと思ったので。

 読解力を身につける方法(アルファルファモザイク)

 文章の読み研究と対話の理解の研究は発想を同じくしている部分が多いです。状況的表象とか。とかく、この辺りを認知的にやろうと思うと究極的には「記憶」という領域になります。

 文章読解と記憶がなんの関係があるのかと思うかもわかりませんが、そういうもんなのです。ひとつはスレでも言われているワーキングメモリという観点、もうひとつは記憶表象という観点があります。つーか私はそれくらいしか知らんす。

 文章力をつけるにはとにかく本を多く読めという人と、本を読んでも無駄だという人があります。スレでも両方出てきています。これはたぶんどっちも間違いです。「本を多く読むだけでは無駄」が正しいかと思います。

 さて、私は読解力を身につけるにはどうしたらいいかはわかりません。つーか自身読解力はねーほうなので、言うべきことはありません。が、読解力の正体がなんなのか、くらいなら私の知識が及ぶ範囲ででっち上げることくらいは可能なように思います。めっさ長文。

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ジェイソンさん

 【アイドルマスター】おっきな天海春香を彫る(ニコニコ動画)

 もっころいどですよ! もっころいど!

 相変わらずいい仕事。

長谷川強すぎてわろた

 http://www.youtube.com/watch?v=12Bzeg_3lSc&fmt=18

 さすがすぎる。

 粟生も判定だったけど内容は圧倒していたね。おめでとう!

[寸劇] ダイヤはどこへ消えた [一条さんの事件簿]

 予告通り今回のクイズはいちるサイド。一条さんの出番はありません。

アイコン「なん……だと……」

続きを読む »

関連タグ: クイズ

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秋涼いちる

 ライトノベルから漫画から、一般小説、新書、果ては辞典までおよそ本の形をしたものなら何でも読む。

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