Berry in Lake ライトノベル含む読書感想など

ライトノベル含む読書やマンガの感想・レビューもどきなど

2009年07月 の記事一覧

| |

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ラノベ] 大正野球娘。 神楽坂淳

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge) アニメ全然みてねーや。『大正野球娘。』神楽坂淳、トクマ・ノベルス

 お嬢様たちが女のプライドのために野球を始める話。あんまり野球やってないけど。

 文章は癖がなくてびっくりするほど読みやすい。というかラノベとしてはまともに巧いという感じ。淡々と描写してトントン拍子にストーリーが進むので、あんまりぶわっと盛り上がらない。総じてあんまりラノベっぽくない雰囲気でラノベの内容をやっているという不思議な感じでした。

 面白いんだけど、多分見る人が見れば主人公たちをいじめきれてないというか、積まれた問題をバッサバッサ解決してしまう。カタルティックな読書を求めている人には向かないかも。あと野球やってない。

 時代観みたいなものはしっかりしていたと思います。私日本の歴史よくわからないのですが。ちょこちょこ後の世では云々みたいな説明が入ってありがたかった。鶏肉って高価だったのですね。巻末に参考文献が列挙してあって力の入れようが伺えます。

 食べ物の描写が多くて美味しそうでした。この辺特に力が入っていたような。南條竹則でも読もうかしら。

 女の子が野球をやる話じゃなくて、女の子が野球をやる「までの」話なのでスポ魂に期待してはいけない。どこの巨人の星だみたいなグッズも出てきますが。乃枝がドラえもんすぎる。

 二巻は試合がメインの話になるんでしょうか。アニメのキャスト発表で応援すると決めたのに、読んでみると一巻では圧倒的に空気だった鏡子さんは活躍するのでしょうか。とりあえず食べ物が美味しそうなので、そのうち三巻の『帝都たこ焼き娘。』まで読んでやる。

スポンサーサイト

関連タグ: 読書ラノベライトノベル

誰得

 女の子に武士の格好をさせたメイドカフェがキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!(アルファルファモザイク)

 「武装メード」らは、メード服と着物をミックスしたようなコスチュームと甲冑(かっちゅう)を身に着け、「お返りなさいませ、親方さま・姫さま」「戦場にご出陣です。親方さまにご武運を」などのあいさつで来店客を迎える。

09072800.jpg
 ミツルギ様はさすがだな。とうの昔に予見していた。

09072801.jpg

 学園革命伝ミツルギはおもしろいのでギャグ漫画好きなら読んでみるべき。っていうか布教機会をひそかに伺っていたのでこの機に。

 学園革命伝ミツルギ 第一話 誓いの4人(ニコニコ動画、要アカウント)

 ドリル可愛いよドリル。

関連タグ: マンガ

怪談・奇談 ラフカディオ・ハーン

怪談・奇談 (角川文庫クラシックス) あれだ、夏だし。

 小泉八雲という名前とどっちが知られているんだろう。『怪談・奇談』ラフカディオ・ハーン、角川文庫。ハーンの著作から、『耳なし芳一のはなし』や『雪おんな』といった膾炙されたものや、そうでないもの諸々四十二編を収録。訳の堅さがものものしくて好き。

 ハーンが直接取材し渉猟した題材に、独自の解釈を加え、味わい深い作品となった幽霊話は絶妙。死者が帰る話では夫婦、こと妻の愛情や、度を越えたそれが嫉妬となって……という悲哀の物語が多い。

 私が面白く思った話にこんなものがある。

 男は友人と酒を飲んでいたのだが、うとうとと眠ってしまう。男は夢の中で常世の王の使者というのに連れられて、王の娘というのと結婚させられる。そうして彼らは幾人も子を設け、土地を与えられて二十年の間平穏に暮らした。しかし、その後病によって妃が死に、丁重に弔われて墓が立てられた。この後男は生国へ送り返されるのである。

 と、夢から覚めるとほんの二、三分のできごとであった。友人が言う。お前が寝ているとき蝶が舞っているのを見た。それは蟻に巣穴に引きずり込まれ、また起きるときにはどこからか現れ、お前の口の中へ入っていった。あれはお前さんの魂だったに違いない。

 男たちは蟻の巣穴を掘り返してみると、男の夢にあった御殿やきらびやかな装飾を見つけ、男は夢で見た常世の正体を確信する。さらに探すと、彼はひとつの小さな塚と、一匹の雌蟻の死骸を見つける。

 ここで話が終わる。この話はいかにも「邯鄲の夢」をなぞるように始まったかと思えば、蝶がひらひら舞っているというのは「胡蝶の夢」へのオマージュのようにも思える。そしてよくわからんことに、蟻が妖魔ということにされている。ハーンがアレンジした結果そうなったのか、もともとこんなヘンテコな話が伝わっていたのか知らんが、このいい加減さみたいなものが民間の口承伝説が元になっている感じがして大変好もしい。

 ハーン的な何か、という意味では、ここでこの話が妃の墓と思しきものを見つけて終わる点がそうだと思う。いかにもセンチメンタルな感じは意図的じゃないかな。霊魂が生者に語りかけるタイプの怪談奇談などでは、きわめて純粋な、愛情にしろ、信頼にしろ、そういった感傷的なものが大切にされている。『約束』なんか非常に美しい(と思うのは多分日本人だからだと思うけれど、ハーンにはこの種の日本的な美意識をこそ理解していたように思える)。

 ハーンが愛した日本は幻想で、最後には現実の日本に幻滅していたというのが通説なのかな。そんなところが怪異を扱う内容にある種の純朴さを与えている……のだと思う。

 純粋素朴という意味では『衝立の乙女』なんかも面白い。二次元好きって今に始まったことじゃないんだなあ みつを。

 適当に感想書いたらよくわからん感じになった。いつものことだから気にしないみつを。

 ようし京極の『嗤う伊右衛門』をこの夏のうちに読もう。おしまい。

関連タグ: 読書

[ラノベ] アスラクライン 三雲岳斗

アスラクライン (電撃文庫) 三雲岳斗といえば一般的にはランブルフィッシュ、個人的にはレベリオンという印象です。『アスラクライン』三雲岳斗、電撃文庫

 巻き込まれ型の現代ファンタジ。バトルものの宿命かもしれないが、面白くなるまで時間がかかりすぎて物凄いだれる。読み終わってみると最初のほうなんかほとんど印象にない。芸風変わったなあ。最後のほうとかちょっと三雲ぽさがあって安心したけど。

 レベリオンはいわゆる超能力バトルもので、ジョジョっぽさというか、頭使って能力を活かして戦う面白さがあった。けれどアスラクラインは1巻だけ読む限りでは、能力が力押しで魅力を感じなかった。続刊以降がどうなってるかは知りませんが。

 全てのエネルギーがキャラクタの見せ方に注がれている感じ。女の子はみんな可愛いし、あとがきにやりたいことやったと書いてあるだけあって世界観とかは面白い感じに作りこまれているだけに、なんか凄い残念な感想。いや三雲岳斗好きなんで期待が大きすぎたのかもしれないけど。

 続き読めばもうちょっとこの辺り活かされて面白くなってくるのかもしれないが、どうも続きが気にならない。時間あけて気になってきたら読もうカナ。

関連タグ: 読書ラノベライトノベル

 | HOME | 

秋涼いちる

 ライトノベルから漫画から、一般小説、新書、果ては辞典までおよそ本の形をしたものなら何でも読む。

→ はじめまして

→ pixiv

RSS このブログのRSSを取得する

あわせて読みたいブログパーツ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。