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秋葉原大量殺人事件(長文)

 秋葉原でとんでもない事件が起きました。ええと、報道を聞いている限り、素人目にですが通り魔というより大量殺人事件として扱う方が良さそうな気がします。すると附属池田小事件あたりと分類としては近くなります。

 動機について曖昧な点もありますが、何かしら、これは些細なことかも知れませんが、引き金となる出来事があったのだと想像されます。身元を隠そうとしない、逃走手段について顧みない、警察官に対しても攻撃行動を行うといったことから、自殺願望が見えます。推測ですが警官に刃向かったのは撃ち殺して欲しかった部分があったんじゃあないでしょうか。あくまで現時点でわかっていることからの想像ですが、裁判では自ら死刑を望むような言動をするかも知れません。たぶん動機の背景に特定の思想・信条もないでしょう(動機を正当化する強固な理論武装はない)。

 犯行予告についてはどう報道されてるかわかりませんが、面白がっているとかではないと思います。快楽・愉悦が目的ならバレないようにやりますから、形としては連続殺人の形を取りやすいと思います。持論になりますけど、後戻りできないように自分を追いつめたんじゃあないですかね。

 こんな推測をした根拠について。


 ほんのちょびっとかじった程度ではありますが、犯罪心理学の観点から言えそうなことを書いてみました。大量殺人(Mass murder)のプロファイルからです。

 犯罪心理学というと、ニュース番組のコメンテータに心理学者を名乗る怪しいおっさんが出てきて、「この犯人は過去にこんな心的外傷があって……」とか「犯人は対人関係に問題を抱えて……」みたいなうさんくさいことを言ってるというイメージを持っている人が多数ではないかと思います。

 しかし実際の、FBIの連続殺人についての研究から始まったプロファイリングをその始まりとする犯罪心理学とは、ストイックに統計的なものであります。どこかのテ○朝の科捜研の○に出てくるような犯罪心理学者は科捜研には多分いないわけです。

 で、大量殺人とは「一度に複数名の対象を殺す」ことです。一度にひとりないし少数を、定期的に殺害すると連続殺人と呼ばれ区別されます。こっちも大変やっかい。この分類の事件は国を超えて共通点があります。

 この典型例はアメリカの学校で毎年起きる銃乱射事件です。日本ではなかなか銃が手に入らないので滅多に起きないだろうと言われたこともありますが、冒頭に上げた池田小事件や、もっと新しいもので佐世保のショットガン乱射があります。

 これらの事件の特徴は、

  • 事件前にトリガーになるようなストレスがある
  • 事を起こす前にペットや家族を殺すことがある
  • 過剰に武装する
  • できるだけ多くの人を殺そうとする
  • 最後は自殺するか、警官に射殺される
  •  捕まった場合死刑を望む
  • 自分と関係のあるまたは恨みの対象のカテゴリを敵視する
  • 逃走しない
  • 身元を隠さない

 といったことです。興味のある方は教科書的な三つの事件がありますので調べてみてください。

  • ユベルティ、サンディエゴでのマクドナルド銃乱射
  • ホイットマン、テキサス大学タワー銃乱射
  • 都井睦夫、津山三十人殺し

 上の三つの事件、だいたいが人生うまくいってるときと大きな挫折との落差があるようなケースです。今回起きた秋葉原での事件も、何か決定的なことがあって人生いやになっちゃったんだと思います。たぶんそれ以上の動機は出てこない気がしますね(報道されるかどうかは別です、ニュースはフィクションですから)。アメリカの学校での銃乱射なんかもいじめなんかが原因のことが多いです。そして自殺か警官による射殺かでほとんどの事件が終わっています。池田小事件の犯人は逮捕されましたが、裁判じゃあ死刑にしろの一点張りでスピード死刑になりましたね。

 まあ、簡単に言って間接的な自殺なんですよね。先に家族を殺すなんていうのは、いろいろな解釈されますけど、私は後戻りできなくするためなんじゃないかなと漠然と思っています。私は犯罪者に直接あったことがないので、犯罪心理学をやってるとは名乗れないんですけどね。

 まあ書いてみましたけど、犯罪心理学に興味のある方むけに、面白い本が出てるので紹介しておきます。

 犯罪捜査の心理学―プロファイリングで犯人に迫る (DOJIN選書 17) 越智 啓太

 私もまだ読んでないんですけど。っていうか書店で見かけないんですけど。amazonで買うしかないかなあ……

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コメント

まぁ確かに、ニュースに始まるマスコミ関連は、簡潔に言ってしまうとタダの広告・宣伝媒体ですから、真実は余程の入れ込みのある事件で無い限り調べるのが難しいですよねぇ・・・・'p`
きっと、また面白可笑しく、いかに犯人に死刑を与えるよう世論が出るように脚色するんでしょうねぇ・・・・
犯人を擁護するわけではありませんが、人間、どこで狂ってしまうかなんて解りませんから、犠牲になった被害者も含めて救われないです

論点がズレてしまいますが
個人的には、報道でカメラの前に楽しそうに映っていた野次馬を見ていて気分が悪くなりました
侮辱罪とか適用されないんですかね?あれ
相手が死んでいるから無理か・・・・

地獄少女で、娘を殺された父親が、現場の報道陣に群がってピースしていた野次馬を次々と殺して行く話があったのを思い出しますた

>>Ropesuさん

マスコミもある程度資本主義原理で動いてますので、面白おかしくというか大衆が求める競争的に強い番組作りをしますからね。
その意味ではそういうのを求めているのは我々なんですよねえ。おもしろくねー話です。

こういうやつに対して「狂って」いるという言葉は私は使いたくありませんね。自己愛性が強いくらいで割と正常だと思います。
狂気といえば、死刑を求めるかなと思っていましたが精神病を主張しているようですね。
銃を向けられておとなしくなった点引っかかっていたんですが、この手の犯人で生き汚いやつは結構珍しいです。精神病を主張するなんてのがかなり新しめの方略とも言えますが。

野次馬については、無関心に通り過ぎるよりは正常な反応かと思いますが、面白半分とか明らかにふざけているのは不快そのものですねえ。
侮辱罪は無理でもなんかしらバチが当たって欲しいもんです。

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